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フィラリアの予防薬は飲ませ方が悪いと、飲ませていても感染する可能性があります。当院では“フィラリアのお薬を飲ませているのに感染してしまった。”ということがないよう、適切な投与方法やタイミング等をお伝えしております。

フィラリアは蚊が媒介し、心臓に寄生する寄生虫です。感染すると命に関わることがあります。また、フィラリアは人にも感染する可能性があります。但し、人の場合は心臓に寄生せず肺で小結節をつくることから肺腫瘍と間違われることがあります。

フィラリアの感染症は正しいお薬の飲ませ方をすると、ちゃんと予防できる病気です。しっかりと予防したいものです。

フィラリア予防薬は要指示薬といって法律上必ず診察をしてから処方するお薬に指定されています。これはちゃんとした投与方法を説明するためにも必要ですし、さらに体重を正確に計測して、その体重に合った予防薬を処方するためにも必要です。感染の可能性があれば検査をすることが大切です。感染している動物にフィラリア予防薬を飲ませると副作用が起こる可能性があります。たとえ副作用がなかったとしても、何の対策も講じず、感染しているのにそれを知らないで過ごしていることになります。

もし、あなたのワンちゃんがすでにフィラリアに感染していて、已むお得ずフィラリアの予防薬を飲ませている場合、そのお薬がモキシデックでしたら、もっと良いお薬があるので他の先生に相談しましょう。フィラリアに感染している場合に飲ませるフィラリア予防薬は日本では以前からモキシデックが使われることがあるようですが、それは世界的な標準ではありません。

フィラリアのお薬は診察しなければ処方してはいけないお薬に指定されていますが、残念ながら、全ての動物病院がそれを守っているわけではないようです。

確かに、フィラリアを投与し始める時期は、動物病院にとって、狂犬病の注射の時期とも重なり、何かと忙しい時ではあります。イヌの場合、感染の可能性が少しでもあれば、忙しくても、時には、嫌がり暴れるワンちゃんからも採血をしなければなりません。私も、正直、体重と、何回分の処方かを飼い主さんからお聞きして、“じゃあこれ飲ませてください”ってハイとお渡しすれば楽だろうなとは思います。


そうすると、どういうことが起こり得るのでしょうか。お薬は毎月飲ませてはいるが(たとえ、副作用は起きなかったとしても)大切なペットが感染していることを知らずに、お薬を飲ませていることになります。即ち、早期発見が遅れ、治療の選択肢が限られてきます。最悪手遅れになる可能性もあります。
従って、当院では、転院されて来られた場合、特にフィラリアの感染をしていないか気をつけることになります。実際、フィラリアのお薬は飲ませていると答えられた飼い主さんで、感染していた例がいくつもあります。その場合、飼い主さんのお話から、動物病院にはその子を連れて行かず、体重だけ申告してフィラリアのお薬をもらっていたとのことです。

ネットには色んな情報が流れています。ホントのこともありますが、もちろんウソもまかり通っています。その中にたまたま私が見つけたフィラリアに関するものがあります。

それは、“アメリカでフィラリアの予防薬は、ドクターの診察なしに購入でき、普通の薬局で売られている”というものです。

そんなハズはないだろうと、何年か前にアメリカに研修に行ったとき、直接ドクターに聞いてみました。
確かに、アメリカでは全てではないが、人が通う薬局に動物薬であるフィラリアの薬もちゃんと売られている。ただし、(ここからが重要ですが)、それを購入するには、ドクターの処方箋が必要とのことです。それには、ちゃんと診察を受けてもらわないといけないということで、その点はやはり日本と同じです。

大学の寄宿舎近くにあるドラッグストアに行ってみると、そこにはフィラリアの予防薬は置いていませんでした。それで、店員に直接聞いてみました。割りと大きなドラッグストアでしたが、やはりそこでは扱っていないとのことでした。そして、聞いてみました。アメリカでは処方箋がないとフィラリアのお薬は購入できないのかと。すると、その店員さんは、もちろんそうだと。それで、日本ではアメリカでドクターの診察なしに、フィラリアの予防薬を購入できる噂があるようだが、どう思うか?そうすると、アメリカのドラッグストアでは処方箋が必要とはいえ、それをちゃんと守っていないところもあるのかもしれないと。そういう点も日本と同じなのかなって思いました。 


フィラリアの感染は月に1回の投薬で予防が可能です。その年で始めて投与開始する月に必ず動物を連れて来ていただき診察が必要です。その後、その年の残りの予防薬を処方する場合は動物を連れてこられる必要はございません。体重の変化があった場合など当院で体重を計測したい場合はお気軽に御来院ください。順番はありますが、体重の測定は無料です。

次の年のフィラリア予防薬開始の際は、また御来院いただいて体重を測定し、診察をしてから予防薬の投与が始まります。即ち、フィラリア予防薬を投与するには最低でも1年に1回は動物を連れてきていただく必要があります。

上記の理由から、当院では診察をせずにフィラリア症の予防薬を処方することはございませんのでご了承願います。


ネコの場合、感染率はイヌほど多くないといわれていますが、特にネコ、小型犬、フェレットは心臓が小さいため、ごく少数のフィラリア感染でも致命的となり得るため注意が必要です。ほとんど家の中で飼っているからといって、お薬を投与しない方がおられますが、私たちでも家の中で蚊に刺されることがあるのと同じ様に、動物も蚊に刺されてフィラリアに感染することはあるのです。



まなび野動物病院


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