新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりありがとうございました。
宮崎市の「まなび野動物病院」は2018年1月4日から診療を開始いたします。
動物病院の治療は人の病院のように保険診療ではないため、油断すると自己流になりやすいのではないかと、私は思うのです。しかも、一般の動物病院の治療は多くの診療科に分かれます。内科、軟部外科、整形外科、神経外科・内科、皮膚科、歯科、眼科、病理科、耳鼻科、寄生虫科、麻酔科等。また、犬と猫では同じ病名でも治療方法や薬の使い方が異なります。さらに、フェレット、ウサギ、ハムスター、モルモット、デグー、リス、カメ、鳥などその種特有の病気があります。それぞれの動物種で体の構造も異なります。正しい診断・治療をするには正しい情報がものを言います。
自分の経験も大切ですが、例えばVINでは、最近のその病気の一番良い診断・治療方法を調べるため、多くの欧米専門医の経験を私は情報として利用することが可能です。治療が難しいと判断した場合など私は欧米の専門医に直接相談することもあります。
専門医とは、例えば画像診断の専門医は画像診断のみ、小動物外科の専門医は小動物外科のみ、内科の専門医の先生は内科のみを診療範囲としていることが特徴です。他科の治療はしないため、自分の分野のみに集中した豊富な経験からVINではGeneral practitioner( 一般開業医)に的確な診断・治療の情報を提供しています。私自身、今までその恩恵を何度も受けてきました。
今年も今まで通り、「欧米の標準的な治療」を目指して、独りよがりの治療を避け、正しい情報をもとに、最善の治療ができるよう頑張りたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。


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