
はじめに
小鳥など自然界で食べられる側の動物の場合、何かの病気になったとしても、限界ぎりぎりまで元気にふるまう傾向があります。自然界では悪いところを見せると、肉食動物などに狙われるからです。したがって、悪くなると急速に悪化する傾向があることを知っておく必要があります。食欲が落ちたとか、ちょっと元気がなく膨らんでいるなど、最初のサインを見逃さないようにすることが大切です。
餌はその鳥にあったものを選んで与えましょう(ペットショップなどで詳しく教えてもらいましょう)。
安易にパン、お菓子などを習慣的に与えると病気になることがあります。
ケージ(環境)
十分大きいケージで飼うことが大切です。ケージの中の巣とケージの壁の隙間など、特に小鳥の場合は挟まることがないように注意して、巣を設置しておく必要があります。また、特に一羽で飼うときは退屈しないように安全な鳥用の遊び道具を入れておくと、自咬傷(自分で自分の体をつついて羽を抜く病気)の原因の一つである退屈をある程度予防することができます。馴れている鳥ほどよく遊んであげる必要があります。
けが、事故
部屋の中で放しているとき、特に小鳥はケガや事故が起きることがあるため注意が必要です。部屋の中には小鳥にとってきは危険がいっぱいあることをよく認識しておくべきです。
特に台所に入ったり、冬はストーブなど小鳥にとっての危険がいっぱいです。遊んでいて、足元にいることに気付かず踏んでしまったり、ドアにとまったりすると知らずに挟んでしまうかもしれません。
食べさせてはいけないもの
アボカド:鳥では特に中毒症状が強く、呼吸困難、さらには死亡することもあります。
その他詳しくは中毒のページを参照してください。
参考文献
Richardson J, and Rishniw M. “Hazards for Pet Birds” Medical FAQs. February 2008. Veterinary Information Network. 2 June 2009. <http://www.vin.com/Members/Proceedings/Proceedings.plx?CID=medfaq&PID=pr20135&O=VIN> (subscription required)


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