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あなたの愛犬を交通事故で亡くさないために。

Renちゃんはプードルの大変可愛い元気な男の子でした。まだ、1歳と数カ月という若さで不幸にして交通事故に遭ってしまいました。この手紙を読むことで、もしかしたら、同じような事故に遭わないで済むのかもしれません。この御手紙を頂いた飼い主様もそのように願って、承諾を頂き掲載しております。

 

ren scan 1a

 

 

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特に、散歩するときはワンちゃんにとってリードは命綱です。抜けない首輪で適切にコントロールできるリードで散歩させることが大切です。実際、そのことが生死を分けることになり得るのです。

Mちゃんは柴犬の大変お利口な男の子でした。リードを最近買い換えたとのことでしたが、飼い主様の親戚の方が散歩中、Mちゃんは道の向こう側に興味があったらしく、急に道路側に飛び出してしまいました。リードの長さを制御するボタンに慣れていなかったためコントロールできず、バイクとの事故に遭い大変可愛そうな結果となりました。 もしかしたら、同じような悲しい事故を防ぐごとができればと、そのときに使用していたリードの写真を、その飼い主様の承諾を得て掲載してみました。

lead a

 

 

lead b

 

 

このようなリードが販売されていますが、このタイプのものは実はあまり良くないと、私はだれからか聞いたことがありました。ただ、なぜかはわからなかったのですが、今回このような悲しいことが起こり自分なりに考えてみました。 今回のことは、このタイプのリードに慣れていなかったことが原因とのことですが、他にも問題があると私は思います。

1) リードの長さが釣りのリールの様に伸びて、その長さがかなり長いということ。したがって伸びてしまった状態ではワンちゃんをコントロールしにくいということ。

2) 今回のようにとっさのとき、あわててボタンを押すことができないこともあり得ること。また、ハンドルをしっかり持っている場合、同じ手でボタンを押すことが難しいこと。さらに、ハンドルを持っている反対の手でボタンを押せれば良いのですが、それがとっさにできないこともあり得ること。そうすると、リードを持って引き寄せる事になるわけですが、このリードは通常のリードに比べ非常に細いので手で持って即座に引き寄せることがしにくい、あるいは、力の強いワンちゃんであれば不可能とも考えられること。

3) このリードを落としたりして、リードのストッパーが壊れる可能性があること。実際私もこのタイプのリードを持っていらっしゃる飼い主様で、このストッパーが壊れたまま使用しているのを何度か見たことがあります。

このタイプのリードを使っていらっしゃる飼い主様は、今一度、ちゃんとコントロールできる状態で散歩に行かれているか確認することをお勧めいたします。


Big Dog – Little Dog

アメリカの獣医師の間では良く使われる言葉(大きい犬―小さい犬)ですが、文字通りの意味は解かるとしても、一体何のことと思われている方が多いのではないでしょうか?

 

猫がネズミを捕まえることは本能です。これと同じように時に大きい犬は小さい犬を本能的に攻撃し死に至らせることもあると言うことです。運悪くこのことが起きるときは突然来るかも知れません。お互い遊んでいると思っていたら、大きい犬が突然小さい犬をかみ殺すことは起り得るのです。

 

外に出るようになったら、あなたの飼っているワンちゃんが小型犬種の場合咬まれないように注意してください。あなたの飼っているワンちゃんが大型犬種の場合(性格にもよりますが)加害者にならないように気を付けてください。止めに入った人が大きな犬に咬まれることもあります。

 

特にドッグパークやドッグランなどで、リードを付けずに遊ばせる場合、その子の命にかかわるリスクがあることを覚えておきましょう。



まなび野動物病院


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